大体どんなスポーツもそうだと思いますが、いわゆる早慶戦のような「チーム対チームのストーリー」があったり、コート内外のトラブルや華々しいキャリアといった「選手個人のストーリー」があったり、そこにライバルが現れ、最高の相棒が現れ、といった「選手同士のストーリー」があったり、まるで何十年単位の連続ドラマのようにありとあらゆるストーリーが同時多発的に続いています。
僕の場合、たまたま観始めたその連続ドラマがNBAだったわけですが、かれこれ中学生くらいから観始めて、ざっと約20年。東西30チームが繰り広げる壮大なストーリーの中に頭の先からつま先までどっぷりです。
一番好きな選手はロサンゼルスレイカーズのコービー・ブライアントです。2015-16シーズンの途中に引退を発表したのですが、一度も生で観たことがないまま引退されちゃ困る!観たい!と、急遽ロサンゼルス行きのNBA観戦弾丸旅行を計画して、お仕事を10日ほどお休みさせてもらったのは良い思い出です。
今シーズンもまたドウェイン・ウェイドというスター選手が引退を発表しています。
そのスーパースターっぷりゆえ、敵地遠征のたびにお別れ会ムードになっていて、相手チームの若手とユニホーム交換している姿を見たりすると、ひとつの世代が終わっていく寂しさと、新しい世代が盛り上がってくる感が相まって、毎度かなりグッときます。
今日もそんなお別れ会ムードの試合がありまして、今日のは特に良いお別れ会でした。
泣けました。